スポンサーリンク

乳腺炎の原因と予防法は?辛い授乳トラブルを起こさないために!

2018年1月26日ライフスタイル, 育児

乳腺炎の原因と予防法は?辛い授乳トラブルを起こさないために!

はじめまして!みーすけと申します。
今回からtrend-choice.com(トレンドチョイス)で執筆活動をさせて頂くことになりました。

女性目線からのお役立ち情報をお届けしたいと思っています☆
これからよろしくお願いいたします!

みーすけは絶賛子育て中です!
というわけで、初投稿は子育てに関する情報をお届けいたします♪( ´▽`)

我が子がおっぱいを飲んでいる時ってとても幸せな気持ちになりますよね。
でも母乳育児には悩みもつきもの。

母乳育児をしているママ達の悩みといえばおっぱいの詰まり。

おっぱいの詰まりを放っておくと乳腺炎になり痛いだけではなく
最悪の場合は病院で切開が必要になることも!

乳腺炎は38度以上の高熱が出ることも多いので、
赤ちゃんのお世話をしているとかなりツライです。

小さなしこりや軽い詰まりでも早めの対応が大切です。

私は乳腺炎をさらに悪化させて自壊(じかい)までさせてしまいました・・・

「自壊(じかい)ってなに?」

あんまり聞いたことがない言葉ですよね。
私はもうこの字を見るだけで痛い思い出が蘇ってきます。。゜(>д<)゜。

自壊とは、出口を失った母乳や膿が皮膚を突き破って出てきてしまうことです。

おっぱいが詰まるということは母乳がおっぱいの中に溜まり続けるということなのです。

溜まった母乳は少量であれば自然と体内に吸収されます。

しかし、授乳をすれば当然あらたな母乳が作られるので吸収が追いつきません。
その結果自壊という形で体外へ排出されてしまうんです。

胸に空いた穴から茶色やら緑色の液体が溢れ出てくる様は卒倒ものでした・・・(゚ロ゚;)

頻繁に通院しなくてはならず、完治までも3ヶ月以上かかるなど、
赤ちゃんのお世話と並行しての治療は大変苦労しました。(ノω<;)

私は違いましたが、
お医者さんによっては乳腺炎の治療のために断乳をすすめられることもあるようです。

突然に断乳を突きつけられたら赤ちゃんも自分自身もツライ思いをすると思います。

そんな私も

「もしかしたら断乳かもしれない」

と想像しては落ち込んでいました。

そんな経験から
乳腺炎は日頃からおっぱいを詰まらせないようにすることが重要だと痛感しました。

助産院や病院通いなどで得た情報をもとに、
食べ物に気を付けていてもおっぱいの詰まりに悩まされているママへ、
乳腺炎の予防と対策法をまとめました。

「近くにない」「費用が高い」などの理由で
助産院のおっぱいマッサージを受けることが難しい時にも知っておけば役に立つ対策法です!

今回ご紹介する対策法は以下のような内容です。

  • 授乳前のマッサージ
  • 葛根湯
  • 里芋湿布
  • 牛蒡(ゴボウ)の種
  • お風呂でおっぱいケア

上記にあげた項目について順番に説明していきますが、
その前に乳腺炎の原因を知っておきましょう。

乳腺炎の原因

乳腺炎の原因

原因はズバリおっぱいの詰まりです。

母乳は乳腺を通っているのですが、
その乳腺が詰まって母乳の出口が失われることで痛みやしこりができます。

ぱんぱんに詰まった母乳により乳腺が炎症を起こしてしまうことをうっ滞性乳腺炎と呼びます。
また、乳頭の傷などから細菌が侵入し化膿性乳腺炎になることもあります。

どちらの乳腺炎もおっぱいの痛みや高熱といった症状が出ます。

ここではうっ滞性乳腺炎の予防法について書かせていただきます。

おっぱいが詰まったことにより発症するうっ滞性乳腺炎、
乳腺を詰まらせているものを乳栓と呼んだりします。

同じ「ニュウセン」で紛らわしいですね。

乳栓は母乳に含まれる脂肪分などが固まったものです。
白い砂のようだったりベッタリとしたクリーム状などの見た目をしています。

私は違う乳腺から砂状とクリーム状の乳栓がそれぞれ出てきたことがあります。(>д<)

乳腺が細い場合、乳栓ができるとあっという間に詰まってしまいます。

おっぱいにしこりが出来た時や、授乳中や授乳後にチクチクとした痛み(私は乳首が切れた時の痛みに似ている気がします)を感じる時は、乳頭をよく観察してみてください。

白い点のような乳栓が見つかりませんか?

乳栓は大抵の場合乳頭で詰まっていることが多いです。

乳栓が取れればしこりは無くなります。

乳栓の取り方

乳頭についている乳栓はわりと簡単に取ることができます。

私のおすすめは、乳頭を指でつまんで乳栓を飛ばす方法です。

乳栓が詰まっている部分に圧がかかるように乳頭をつまみます。
そして、痛くない程度にぎゅっと乳頭をつぶします。

小さな乳栓ならこれだけでプチッと飛ばすことができるはずです。

本当に「プチッ」と飛びます(^_-)

なかなか出てこない乳栓の時でも、
ぎゅっぎゅっぎゅっと連続で乳頭をつぶしていると、
だんだん押し出されてきますよ。

あくまでも痛くない程度の力で行ってくださいね。

ニキビを潰すように爪で押し出す人もいるようですが、
乳頭が傷つくとそこから雑菌が入り乳腺炎の原因になったりしますので気をつけましょう。

乳栓がプチッと飛んだあとに溜まっていた母乳が噴き出すこともあります。

けっこうクセになるスッキリ感です(^_^;)

乳栓を作らない

乳栓は母乳に含まれる脂肪分などが固まったものです。

乳栓を作らないようにするには和食を心掛けて甘いものを控えましょう。

また、血液をサラサラにするタマネギなどの食材を摂るようにするのも良いでしょう。
チーズなどの乳製品はおっぱいを詰まらせやすいので控えたほうがいいです。

ただ、食事に気を遣っていても詰まる人、
何を食べても詰まらない人がいるので体質や乳腺の太さなども関係しているようです。

ストレス身体の冷え睡眠不足疲労などでもおっぱいは詰まります。

食事にストイックになり過ぎてストレスを溜めては本末転倒です。
なにごともほどほどが大切ですね!

乳腺炎の予防と対策法

乳腺炎の対策法

では、乳腺炎の予防と対策法を詳しくみてみましょう。
どれも簡単に出来るものなので試してみてください!

授乳前のマッサージ

マッサージと書きましたが難しくありません。

授乳直前におっぱいを手のひらで包んで上下左右にシャカシャカと動かすだけ!
あとは赤ちゃんにたっぷり飲んでもらえばオッケーです。

私が助産院や母乳外来でおっぱいマッサージを受けた時に、
助産師さんがおっぱいをシャカシャカと揺らしてから搾乳しているのを見て真似をしてみました。

私の場合たったこれだけでもあまり詰まらないおっぱいになりました。

ただし、すでに痛みのあるしこりができてしまっている方は、
乳線が刺激されてさらに痛みが増すことがあるので、この方法は避けたほうが良いでしょう。

葛根湯(カッコントウ)

風邪のひき始めに飲むことで有名な漢方薬。
実はおっぱいの詰まりを押し出す効果も期待できます。

葛根湯は血流を良くするので血液から作られている母乳の流れも良くしてくれます。

食前(食事の30分前)に服用します。
メーカーによっては服用方法が違う場合もありますので商品説明に従うようにしましょう。

薬局などで手軽に購入できるので常備薬として用意しておくといいですね。

里芋湿布

おっぱいにしこりができてしまった時に、しこり部分に貼って使います。
しこりの熱を吸い取ってくれるだけではなく、しこりをほぐしてくれる効果も期待できます。

作り方は、

1.里芋粉大さじ1強に水を少しづつ足していきます。

2.耳たぶくらいの固さになるまで練ります。

3.練ったものをキッチンペーパーなどに包んでしこりの上に貼ります。

たったこれだけです!簡単ですね!!(*^o^*)

服が汚れるのが心配ならラップで覆うと安心です。

冷たすぎないひんやり感がとても良いです。
独特の匂いがあるのでアロマオイルをほんの少し混ぜてもいいですね。

里芋湿布本体の水分が蒸発したら交換のタイミングです。

里芋湿布は火傷にも使えますよ。

牛蒡(ゴボウ)の種

牛蒡(ゴボウ)の種はおっぱいを詰まりにくくしてくれる効果が期待できます。
さらにおっぱいの出が良くなる効果も。

10粒くらいをフライパンで炒って、そのままよく噛んで飲み込みます。

使用するのは食用の種にしてください。
園芸用はダメですよ!

粒が小さく味も無いので葛根湯が苦手な人もチャレンジしやすいと思います。

漢方薬の牛蒡子(ゴボウシ)でも同じ効果が期待できます。

お風呂でおっぱいケア

毎日の入浴の際におっぱいをケアしましょう。

湯船に肩まで浸かって血行を良くし、

「胸にしこりがないか」

「乳頭周辺に硬い部分がないか」

「乳栓が出てきていないか」

などを確認しましょう。

あとは少し手で搾乳してみて母乳の状態もチェック!

良い状態の母乳は青みがかった薄い乳白色で温かくほんのり甘いです。

古い母乳は透明で冷たくしょっぱいです。
脂肪分の多い母乳は真っ白で脂っぽい感じになります。

ヨーグルトや練乳のようなベタっとした母乳が出てくることもありますよ(^_^;)

私は良い状態じゃないなと思った時は、
良い状態の母乳が出てくるまで手で搾乳しています。

赤ちゃんと一緒に入浴するとおっぱいケアをしている暇はないので、
少し手間ですが赤ちゃんを寝かしつけたあとにゆっくりと入浴するようにしています。

ホッとひと息ついてリラックスできますし、
身体を温めることも母乳の為に良いことですからね。(*^o^*)

さいごに

以上、乳腺炎の原因と予防法は?辛い授乳トラブルを起こさないために!ということで、
簡単で効果が高いと思うものを集めてみましたがいかがでしたか?

生後1~3ヶ月くらいは赤ちゃんの飲む量と
作られる母乳の量が合わない場合も多いと思います。

母乳の出が良すぎて頻繁にしこりが出来てしまう方は、
搾乳は痛みが軽くなる程度だけに控えて
あまりマッサージなどでおっぱいを刺激しない方が良い場合もあります。

「いろいろ試したけど良くならない!」

というかたはなるべく早めに助産院や母乳外来、乳腺外科を受診するようにしましょう。

私が自壊までこじらせた乳腺炎は、おっぱいの詰まりが胸の奥の方で起こっていました。
高熱(一晩だけ)や痛みといった症状が出ていたのに、1ヶ月近く放っておいてしまいました。

そのため手遅れになり、数人の助産師さんのマッサージを受けても詰まりを解消できませんでした。

胸に空いた穴は塞がりましたが傷跡が残ってしまいました。
傷跡は育児の勲章と自分自身のケアを忘れないための教訓だと思っています☆

最初にも書きましたが、乳腺炎は予防と早めの対応が大切です!

授乳は我が子との大切なコミュニケーションの1つです。
上手にケアしながら母乳育児を満喫しましょう♪

Posted by みーすけ