乾燥肌対策におすすめな食べ物は?毎日の食事で徹底改善!

「肌がカッサカサ・・・何か良い方法はないの??」
なんて悩んでいませんか?
そんな僕も乾燥肌で
かなり悩まされているひとりなんですね。
冬はあたり前のごとく肌がカサカサになり
夏でも保湿に気を抜くと
すぐに肌がカサついてくるほどの
乾燥肌なんですが
ある時
「このままスキンケアだけでは
根本的な改善にはならないんじゃないか?」
と思い始めて
スキンケア以外で出来ることを
これでもかと調べて
色々と試してきたんですね(*ノω・*)
その結果、乾燥肌もかなり改善してきたので
僕が見つけたおすすめの乾燥肌対策を
今回は食べ物に焦点をあてて
乾燥肌対策におすすめな食べ物は?毎日の食事で徹底改善!
と題して
僕と同じように乾燥肌で悩んでいるあなたに
ガツンと紹介していきますd(ゝω・´★)
それでは見ていきましょうO(≧∇≦)O
乾燥肌の原因ってどんなもの?
僕がスキンケア以外で
まず注目したのが
食べ物で乾燥肌対策をする
ということだったんですね。
やはり外側から対策しても
原因が身体の内部にあった場合
いくら気を付けても
改善しないなんてことがあるわけです。
そこでまずは乾燥肌がどのような原因で
引き起こされるのかを
知っておくことが大切なんですね(*^ー^)ノ
乾燥肌というのは
以下の3つの要因により引き起こされます。
皮脂量の低下
NMF(天然保湿因子)量の低下
細胞間脂質の低下
肌の水分保持力というのは
皮脂2%、NMF(天然保湿因子)18%、
細胞間脂質80%となっているので
それぞれが低下してしまうと
肌の水分量が減り
乾燥肌になってしまうんですね。
皮脂の役割りとは?
皮脂は肌から分泌されている成分で
肌を保護する役割りがあり
外部の刺激から肌を守ってくれています。
しかし、加齢などにより徐々に皮脂の分泌は
低下していってしまうんですね(ノω・`。)
また、女性は男性に比べて
皮脂の分泌が少ないので
乾燥肌になりやすいといわれています。
皮脂に関しては肌の表面に対して
作用しているといえるので
保湿クリームなどでカバーすることが
可能でもあるんですね。
NMF(天然保湿因子)の役割りとは?
NMF(天然保湿因子)というのは
肌が本来持っている保湿成分のことで
アミノ酸、乳酸、尿素、クエン酸塩などが
おもな成分になります。
このNMF(天然保湿因子)によって
肌の水分量が保たれ
弾力のあるみずみずしい肌を
形成しているんですね。
NMF(天然保湿因子)は
アミノ酸が約40%を占めているので
いかにアミノ酸を摂取できるかが
改善するポイントといえます。
細胞間脂質の役割りとは?
細胞間脂質というのは
肌の内部にある角質細胞の間を
埋めるように存在している成分で
セラミドなどの脂質と水分子の層が
交互に重なって形成されています。
この細胞間脂質により
肌内部の水分が蒸発するのを防ぎ
外部からの刺激が肌内部に
侵入しないようにしているわけです。
細胞間脂質量が低下することで
肌内部の水分量が減少し
外部からの刺激をもろに受けてしまい
肌がカサついて荒れてしまったりするんですね。
細胞間脂質の改善には
脂質がポイントとなるので
魚の油、あまに油、えごま油に含まれる
身体に良い働きをしてくれる脂質
オメガ3系脂肪酸という成分を
うまく摂れるようにしましょう。
このように3つの要因の中で
特にNMF(天然保湿因子)量の低下と
細胞間脂質の低下が
乾燥肌を引き起こす
大きな要因となるんですが
これらの物質を補ったり
正常な状態に戻してくれる食べ物を摂れれば
乾燥肌の改善に
近づけるといえるんですね(*^o^*)
では、それぞれの要因に対して
重要な栄養素というのが
どういうものなのか見てみましょう。
乾燥肌の改善に有効な栄養素ってどんなもの?
乾燥肌の改善に有効な栄養素とは
以下の栄養素になります。
ビタミンA・β-カロテン
ビタミンB群
ビタミンC
ビタミンE
たんぱく質
α-リノレン酸
亜鉛
脂質
この栄養素を食べ物から
しっかり摂れれば良いというわけです。
各栄養素をもう少し詳しく見てみましょう。
ビタミンA・β-カロテンってどんなもの?
ビタミンAというのはレチノールともいわれ
脂溶性ビタミンの一種になります。
脂溶性ビタミンというのは
水に溶けにくく油に溶けやすい性質を持ったビタミンなんですね。
ビタミンAはバターや牛乳、チーズ、
鶏卵などの
動物性食品に多く含まれています。
それに対して、β-カロテンというのは
ビタミンA前駆体といわれ
体内でビタミンAに変換される栄養素になり
ニンジンやほうれんそう、かぼちゃなどの
緑黄色野菜に多く含まれているんですね。
肌への効果としては
肌の酸化防止や肌を丈夫にして
肌の状態を正常化してくれる効果があります。
ビタミンA・β-カロテンが
多く含まれている食べ物と一日に必要な量は
以下のようになります。
ビタミンAが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位μg(マイクログラム)
鶏肉のレバー:14,000μg
味付けのり:2,700μg
抹茶の粉:2,400μg
うなぎの蒲焼き:1,500μg
とうがらし:1,500μg
しそ:880μg
無塩バター:790μg
卵黄:480μg
ほうれん草:450μg
生クリーム:390μg
β-カロテンが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位μg(マイクログラム)
※カッコ内はビタミンAに換算した値
味付けのり:32,000μg(2,700μg)
抹茶の粉:29,000μg(2,400μg)
とうがらし:17,000μg(1,500μg)
しそ:11,000μg(880μg)
モロヘイヤ:10,000μg(830μg)
にんじん:8,600μg(720μg)
ほうれん草:5,400μg(450μg)
しゅんぎく:5,300μg(440μg)
だいこん:4,400μg(370μg)
かぼちゃ:4,000μg(330μg)
ビタミンAの一日に必要な量
成人男性:600μg
成人女性:540μg
授乳中の女性:960μg
ビタミンAの一日の上限
成人男性:1,500μg
成人女性:1,500μg
ビタミンAは細胞やDNAにとって
重要な成分といえるんですが
不足しても摂り過ぎてもいけないんですね。
特に妊婦さんは注意が必要で
ビタミンAが不足しても摂り過ぎても
赤ちゃんが奇形になる可能性が
大きくなってしまうんです。
現在の食生活では
ビタミンAが不足するということは
なかなかないといえるのですが
サプリメントで栄養素を摂取するような人は
摂り過ぎになる場合があるので注意しましょう。
ビタミンAの摂り過ぎが気になる人は
体内でビタミンAへ変換される
β-カロテンを摂るようにすると良いでしょう。
β-カロテンは体内で必要量以上は
ビタミンAに変換されずに排出されるので安心なんですね。
ビタミンB群ってどんなもの?
ビタミンB群というのは
水溶性ビタミンの一種で
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、
パントテン酸、ビタミンB6、
ビタミンB12、葉酸、ビオチンといった
8種類の成分の総称のことなんですね。
この8種類の成分が互いに作用することで
肌に良い影響を与えてくれるわけです。
肌への効果としては
血行促進や皮膚の再生を促したり
免疫力を高めて肌の炎症を防ぐ効果があります。
ビタミンB群が多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
ビタミンB1が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
小麦胚芽:1.82mg
インスタントラーメン:1.46mg
豚ヒレ肉:0.98mg
豚もも肉:0.90mg
焼きたらこ:0.77mg
きな粉:0.76mg
うなぎの蒲焼き:0.75mg
豚ロース肉:0.69mg
焼きのり:0.69mg
ベーコン:0.59mg
ビタミンB1の一日に必要な量
成人男性:1.1mg
成人女性:0.8mg
ビタミンB1の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
ビタミンB2が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
焼きのり:2.33mg
鶏レバー:1.80mg
脱脂粉乳:1.60mg
とうがらし:1.40mg
鶏はつ:1.10mg
うなぎの蒲焼き:0.74mg
納豆:0.56mg
焼きたらこ:0.53mg
卵黄:0.52mg
カマンベールチーズ:0.48mg
ビタミンB2の一日に必要な量
成人男性:1.2mg
成人女性:1.0mg
ビタミンB2の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
ナイアシンが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
生たらこ:49.5mg
インスタントコーヒー:47.0mg
かつおぶし:45.0mg
かつお:19.0mg
落花生:17.0mg
くろまぐろ:14.2mg
いわし:15.6mg
まぐろの赤身:14.2mg
味付けのり:12.2mg
鶏ささみ肉:11.8mg
ナイアシンの一日に必要な量
成人男性:15mg
成人女性:12mg
ナイアシンの一日の上限
成人男性:35mg
成人女性:35mg
パントテン酸が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
鶏レバー:10.10mg
干ししいたけ:7.93mg
鶏はつ:4.41mg
卵黄:4.33mg
抹茶の粉:3.70mg
たらこ:3.68mg
とうがらし:3.61mg
納豆:3.60mg
鶏ささみ:3.08mg
バターピーナッツ:2.42mg
パントテン酸の一日に必要な量
成人男性:5mg
成人女性:4mg
パントテン酸の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
ビタミンB6が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
とうがらし:3.81mg
にんにく:1.50mg
抹茶の粉:0.96mg
まぐろの赤身:0.85mg
かつお:0.76mg
黒砂糖:0.72mg
鶏ひき肉:0.68mg
鮭:0.64mg
ごま:0.64mg
鴨肉:0.61mg
ビタミンB6の一日に必要な量
成人男性:1.4mg
成人女性:1.2mg
ビタミンB6の一日の上限
成人男性:60mg
成人女性:60mg
ビタミンB12が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位μg(マイクログラム)
しじみ:62.4μg
味付けのり:58.1μg
焼きのり:57.6μg
すじこ:53.9μg
あさり:52.4μg
いくら:47.3μg
煮干し:41.3μg
はまぐり:28.4μg
生牡蠣:28.1μg
さんま:19.3μg
ビタミンB12の一日に必要な量
成人男性:2.4μg
成人女性:2.4μg
ビタミンB12の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
葉酸が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位μg(マイクログラム)
焼きのり:1,900μg
味付けのり:1600μg
抹茶の粉:1,200μg
うに:360μg
枝豆:260μg
モロヘイヤ:250μg
ほうれん草(生):210μg
春菊(生):190μg
卵黄:140μg
納豆:120μg
葉酸の一日に必要な量
成人男性:240μg
成人女性:240μg
葉酸の一日の上限
成人男性:900μg
成人女性:900μg
ビオチンが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位μg(マイクログラム)
鶏レバー:232.4μg
からし(粉):158.1μg
バターピーナッツ:95.6μg
卵黄:65.0μg
焼きのり:46.9μg
黒砂糖:33.6μg
わさび(粉):23.6μg
脱脂粉乳:18.7μg
納豆:18.2μg
うなぎの蒲焼き:10.4μg
ビオチンの一日に必要な目安量
成人男性:50μg
成人女性:50μg
ビオチンの一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
ビタミンB群の栄養素は単体で摂っても
体内に吸収されなかったりするので
8種類の栄養素を
バランス良く摂取することが大切です。
ビタミンCってどんなもの?
ビタミンCはとんでもなく有名な
栄養素なので
ほとんどの人は知っているかと思いますが
水溶性ビタミンの一種になります。
このビタミンCは体内で
合成することができない栄養素でもあり
食べ物から摂取するしか
方法がないんですね(ノω・`。)
肌への効果としては
コラーゲンの生成を促すので
肌のキメを整えたり、シミやシワの改善、
にきびの改善など肌を強くする効果があります。
ビタミンCが多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
ビタミンCが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
茶葉:260mg
焼きのり:210mg
赤ピーマン:170mg
黄ピーマン:150mg
ゆずの皮:150mg
パセリ:120mg
芽キャベツ:110mg
レモン:100mg
ピーマン:76mg
ベーコン:50mg
ビタミンCの一日に必要な量
成人男性:100mg
成人女性:100mg
授乳中の女性:140mg
ビタミンCの一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
ビタミンCの一日に必要な量は
100mgとなっていますが
身体の他の部分で吸収されてしまうため
肌へはなかなか届かないんですね。
なので、肌へ効果的に
アプローチしたい場合には
一日1000mg程度を目安に
数回にわけて摂るようにすると良いでしょう。
一日の上限は定められていませんが
あまりに多くの量を摂取すると
下痢や吐き気に見舞われる場合があるので
注意した方が良いですね。
ビタミンEってどんなもの?
ビタミンEというのは
脂溶性ビタミンの一種で
トコフェロールとも呼ばれています。
保湿クリームなどでは
トコフェロールの方で
表記されているんですが
ビタミンEは他にも
トコトリエノールというものもあるんですね。
トコフェロールと
トコトリエノールの2種類に
α(アルファ)、β(ベータ)、
γ(ガンマ)、δ(デルタ)という文字が
それぞれの型によって頭について
以下の8種類が存在します。
トコフェロール
α-トコフェロール
β-トコフェロール
γ-トコフェロール
δ-トコフェロール
トコトリエノール
α-トコトリエノール
β-トコトリエノール
γ-トコトリエノール
δ-トコトリエノール
ビタミンEというのは
この8種類を
ひっくるめて呼ばれているわけです。
その中でもα-トコフェロールが
ビタミンEの90%を占めているので
このα-トコフェロールを
ビタミンE摂取量の
基準にされることもあります。
肌への効果としては
抗酸化作用により肌の老化を防いでくれたり
肌のバリア機能を高めて
外部からの刺激から肌を守ってくれたり
血行を促進してシミやそばかすを防ぎ
美肌効果も期待できるんですね。
ビタミンEが多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
ビタミンEが多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
茶葉:64.9mg
とうがらし:29.8mg
アーモンド:29.4mg
小麦胚芽:28.3mg
抹茶の粉:28.1mg
べに花油:27.1mg
とうもろこし油:17.1mg
焼きたらこ:8.1mg
うなぎの蒲焼き:4.9mg
しそ:3.9mg
ビタミンEの一日に必要な量
成人男性:6.5mg
成人女性:6mg
ビタミンEの一日の上限
成人男性:800mg
成人女性:600mg
たんぱく質ってどんなもの?
たんぱく質というのは三大栄養素のひとつで
筋肉や臓器など
身体の様々な部分で必要とされる
重要な栄養素なんですね。
たんぱく質が体内に入ると
一度アミノ酸にまで分解されてから吸収され
各組織で必要なたんぱく質へと
再合成されます。
このように、たんぱく質はおもに
アミノ酸で構成されているんですが
このアミノ酸は20種類あり
その組み合わせにより
さまざまなたんぱく質の型が
作られているわけです。
その20種類のアミノ酸のうち
体内で作ることができるアミノ酸は11種類
残りの9種類は体内では
作ることができないので
食べ物などから摂取するしかないんですね。
この食べ物などからしか
摂取することができない9種類のアミノ酸を
必須アミノ酸といいます。
アミノ酸というのは
全てがバランスよく体内にないと
十分なたんぱく質が生成されないので
いかに必須アミノ酸を
摂取できるかがポイントになります。
どうやって食べ物を選んだら良いの?
それはアミノ酸スコアというもので
判断できるんですね。
アミノ酸スコアというのは
食べ物の中に含まれる必須アミノ酸の比率を
数値で評価したもの
になります。
この評価が100に近いほど必須アミノ酸が
バランスよく摂れるというわけです。
アミノ酸スコアが100に近い食べ物としては
おもに肉類、魚介類、卵類、
乳製品になるので
それを考えながら
たんぱく質を摂っていくと良いでしょう。
たんぱく質の肌への効果としては
コラーゲンを生成する
材料になるので
肌に潤いとハリをあたえてくれたり
免疫力を高めて丈夫な肌に
導いてくれるんですね。
たんぱく質が多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
たんぱく質が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位g(グラム)
かつおぶし:77.1g
するめ:69.2g
煮干し:64.5g
ビーフジャーキー:54.8g
高野豆腐:49.4g
しらす干し:40.5g
いわし:32.8g
いくら:32.6g
焼きたらこ:28.3g
うなぎの蒲焼き:23.0g
たんぱく質の一日に必要な量
成人男性:70g
成人女性:55g
たんぱく質の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
※必要量以上は排出されるため
たんぱく質に一日の上限量は
定められていないんですが
摂り過ぎると腎臓疾患を悪化させたり
心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まるので
摂り過ぎには気を付けましょう。
α-リノレン酸ってどんなもの?
α-リノレン酸というのは
オメガ3系脂肪酸のひとつで
栄養素として摂取することが必須の
必須脂肪酸になります。
オメガ3系脂肪酸なので
肌の細胞間脂質の改善に
働きかけてくれるんですね。
α-リノレン酸というのは
体内でEPA(エイコサペンタエン酸)や
DHA(ドコサヘキサエン酸)にも
変換される成分でもあるんです。
肌への効果としては
血がサラサラになるので血行が促進され
肌のターンオーバーを改善してくれて
肌にハリと潤いを与えてくれます。
炎症やアレルギーを抑える作用もあるので
アトピー皮膚炎にも有効なんですね。
α-リノレン酸が多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
α-リノレン酸が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位g(グラム)
あまに:24g
えごま:24g
くるみ:9g
なたね油:7.5g
サラダ油:6.8g
マヨネーズ(卵黄型):5.1g
フレンチドレッシング:3g
ポテトチップス:2.4g
油揚げ:2.2g
フライドポテト:1.9g
α-リノレン酸の一日に必要な量
成人男性:1.5g
成人女性:1.3g
授乳中の女性:1.2g
α-リノレン酸の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
α-リノレン酸は
油に多く入っているといえるんですが
油にはオメガ6系脂肪酸である
リノール酸という成分も
多く入っているんですね。
この成分も必須脂肪酸となるんですが
リノール酸を摂り過ぎると
アレルギーのリスクが高まったり
身体に悪影響をもたらす作用があるので
オメガ3系脂肪酸の方を
積極的に摂るようにして
オメガ6系脂肪酸は減らすように
心がけましょう。
オメガ6系脂肪酸はサラダ油や紅花油など
普段よく使われている油に
多く入っているので
こういった油をオリーブ油などに
変更するだけでもだいぶ違いますね。
オメガ3系脂肪酸とオメガ6系脂肪酸の
理想的な摂取量の比率としては
1:4の比率といわれています。
亜鉛ってどんなもの?
亜鉛というのは人間に必要なミネラル
必須ミネラルのひとつで
細胞の活性化に重要な栄養素なんですね。
新陳代謝の促進にも関わっている
栄養素なので肌にも良いんです。
肌への効果としては
肌のターンオーバーを促進し
荒れた肌や傷ついた肌の治りを
早くしてくれるんですね。
亜鉛が多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
亜鉛が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位mg(ミリグラム)
生牡蠣:13.2mg
ビーフジャーキー:8.8mg
煮干し:7.2mg
ココア:7.0mg
たたみいわし:6.6mg
抹茶の粉:6.3mg
ごま:5.9mg
牛肩肉:4.9mg
卵黄:4.2mg
焼きたらこ:3.8mg
亜鉛の一日に必要な量
成人男性:11mg
成人女性:9mg
亜鉛の一日の上限
成人男性:30mg
成人女性:30mg
脂質ってどんなもの?
脂質は様々な食べ物に含まれている
代表的な栄養素ですね。
先ほど出てきた
α-リノレン酸やリノール酸といった
オメガ3系脂肪酸、オメガ6系脂肪酸も
この脂質にあたります。
脂質と聞くとダイエットをしている人には
避けたくなる栄養素でもあるんですが
細胞間脂質を構成している
セラミドの原料にもなるので
肌に対して重要な働きをしているんですね。
肌への効果としては
肌のバリア効果を高めて
潤いとハリを出してくれます。
また、女性ホルモンの
材料にもなっているので
特に女性は女性らしいもっちり肌を
維持するのにも重要なんですね。
脂質が多く含まれている食べ物と
一日に必要な量は
以下のようになります。
脂質が多く含まれている食べ物
食品100gあたり 単位g(グラム)
マーガリン:81.6g
バター:81.0g
マカダミアナッツ:76.7g
マヨネーズ:75.3g
フォアグラ:49.9g
生クリーム:45.0g
牛ばら肉:42.6g
フレンチドレッシング:41.9g
豚ばら肉:34.6g
卵黄:33.5g
脂質の一日に必要な量
成人男性:60g
成人女性:46g
脂質の一日の上限
成人男性:定めなし
成人女性:定めなし
脂質は比較的摂りやすい栄養素と
いえるんですが
ジャンクフードなどに多く含まれる
トランス脂肪酸は
動脈硬化の原因にもなるので
トランス脂肪酸が少ない食べ物から
脂質を摂るようにすると良いですね。
と、まぁこんな感じで
ガッツリと乾燥肌の改善に有効な栄養素を
なるべく普段使いそうな食べ物で
まとめてみたんですが
色々とありすぎて困ってしまう人も
いるかと思うんですね(*ノω・*)
栄養素をふまえた食べ物を使って
料理を考えるのも
けっこう難しいといえます(ノω・`。)
なので、僕が栄養素をふまえた
おすすめの料理を
朝食、昼食、夕食で3つずつ
紹介していきますね(*^o^*)
乾燥肌対策におすすめの料理をご紹介!
今回、簡単に作れるものを
ピックアップしたので
料理をするうえでの
参考にしてみてください(*つー`*)
乾燥肌対策におすすめの朝食
ほうれん草のオムレツ
ほうれん草やエリンギ、ネギを
たっぷりと使ったヘルシーなオムレツですね。
朝食にもバッチリ合います。
ほうれん草や卵が乾燥肌改善に必要な
栄養素をバランスよく含んでいるので
美味しく栄養素を摂取できます。
サイドメニューでしじみのみそ汁や
味付けのりなどを追加して
さらに栄養素のバランスを考えると良いですね。

材料(2人分)
ほうれん草:1/2束(150g)
エリンギ:1/2パック(50g)
長ねぎ:15cm
ベーコン:2枚
塩:少々
こしょう:少々
しょうゆ:小さじ1/2(5cc)
卵:4個
サラダ油:小さじ1×3
作り方
1.ほうれん草は2~3cm長さのざく切り、エリンギは2~3cm長さ、1cm幅の薄切り、長ねぎは2~3cm長さの斜め薄切り、ベーコンは1cm幅に切ります。
2.フライパンにサラダ油小さじ1を入れ、「1」をしんなりするまで中火で炒めます。
塩、こしょう、しょうゆで味をととのえボウルにあけて冷まします。
3.卵2個を割りほぐし、「2」の半量を混ぜます。
4.フライパンにサラダ油小さじ1を入れ温めたら「3」を入れてオムレツの形にととのえます。
出来上がったら、もう一枚も焼いて出来上がり!
まぐろ納豆丼
まぐろと納豆、たくあん、焼きのりを
ふんだんに使ったお手軽どんぶりですね。
僕は納豆が大好きなので
食べる頻度が高い料理でもあるんです(ノ´∀`*)
切って、混ぜて、のせるだけなので
時間がない朝でも
簡単に作れるのが良いですね。
こちらも、みそ汁の具材などで
足りない栄養素を補うと良いでしょう。

材料(2人分)
ごはん:400g
まぐろの刺身:100g
練りわさび:小さじ1/2
しょうゆ:大さじ1
納豆:1パック(30g)
たくあん:20g
焼きのり:1/2枚
万能ねぎ:2本
作り方
1.練りわさびとしょうゆを混ぜます。
まぐろを1cm角に切って、わさびじょうゆをかけます。
2.たくあんは5mm角に切り
万能ねぎは小口切りにします。
3.ごはんの上に焼きのりをちぎってのせ
「1」、「2」、納豆をのせて出来上がり!
※お好みでしょうゆをさらに追加しても良い
黒蜜きな粉のフレンチトースト
黒蜜ときな粉という最強のコンビを
フレンチトーストにかけて
さらにバナナをトッッピングして
アクセントを加えた
ヘルシーで美味しい朝食ですね。
卵をふんだんに使ったパンと黒蜜、きな粉、
バナナが絶妙に絡み合って
舌を楽しませてくれます。
僕はパンの中がかためになる位まで
焼いたものが好きなんですが
好みに合わせて焼き加減を
調節すると良いでしょう。
今回紹介した栄養素では卵が優秀なので
卵を使った料理が多めですね。
飲み物に抹茶やコーヒーなどを追加すれば
さらにバランスよく栄養素が摂取できます。

材料(2人分)
食パン:6枚切り×2枚
バター:適量
牛乳:150cc
卵:2個
砂糖:大さじ1
バナナ:1本
きな粉:適量
黒蜜:適量
作り方
1.牛乳、卵、砂糖を混ぜます。
2.食パンは好きな大きさに切ります。
僕は4つに切るのがおすすめです。
3.フライパンにバターをいれて温め
食パンを「1」に両面ひたしたら焼きます。
4.バナナを好きな大きさに切って焼けたパンにのせたら
きな粉と黒蜜をかけて出来上がり!
乾燥肌対策におすすめの昼食
たらこのスパゲッティ
たらこをたっぷりと使った
美味しくて簡単なスパゲッティですね。
たらこも今回の栄養素では
優秀な食べ物なので
たっぷりと使っても良いですね。
味もかなり美味しいのでおすすめです。
赤ピーマンや黄ピーマンを使った
サラダなどを組み合わせると
さらにバランスが良くなりますね。

材料(2人分)
スパゲッティ(細):200g
お湯:2リットル
塩:大さじ1
塩:少々
バター:大さじ3(45g)
たらこ:1腹(60g)
こしょう:少々
しょうゆ:小さじ1
レモン汁:小さじ1
焼きのり(細切り):少々
作り方
1.バターを大きめのボウルに入れ常温で柔らかくしておき
たらこは中身を出しておきます。
2.お湯に塩を大さじ1入れて
スパゲッティをパッケージに書いてある時間を目安にゆでます。
3.バターを練って、たらこ、こしょう、しょうゆ、レモン汁を
順番に加えて混ぜペースト状にします。
バターが固い場合は、スパゲッティのゆで汁を少し加えると良いでしょう。
4.ゆでたてのスパゲッティを「3」に入れてあえ
塩少々をかけてお皿に盛りつけたら、焼きのりを散らして出来上がり!
豚肉茶漬け
豚肉をたっぷり使ったお茶漬けですね。
豚肉をゆでるだけなので
簡単にできちゃいます。
重くない料理が食べたいときに
お茶漬けはおすすめですね。
サイドメニューに野菜の漬け物などで
栄養素のバランスを整えると良いでしょう。

材料(2人分)
ごはん:300g
豚ばら肉:100g
長ねぎ:1/2本
水:500cc
だしの素:1袋(4g)
塩:小さじ1/2
しょうゆ:小さじ1
練りわさび:適量
作り方
1.豚肉は細切りにし、長ねぎは小口切りにします。
2.水を沸騰させて、だしの素、塩、しょうゆで味付けします。
3.「2」に豚肉を入れて軽く火を通し、アクを取り除きます。
4.ごはんに「3」をかけて、長ねぎ、わさびをのせたら出来上がり!
野菜たっぷりドライカレー
コロコロの野菜が楽しめる
ドライカレーですね。
たっぷりと野菜が入っているので
バランスよく栄養素が摂れて
味も美味しいので
おかわりしたくなる一品です。
僕はごはん好きでもあるので
2人分をひとりで食べてしまうくらい
病みつきになる美味しさなんです(*つー`*)


材料(2人分)
ごはん:320g
豚ひき肉:150g
にんじん:40g
にんにく:小1片
しょうが:小1片
サラダ油:大さじ1/2×3
カレー粉:大さじ1・1/2
★ウスターソース:大さじ1/2
★トマトケチャップ:大さじ1
★ローリエ:1枚
★塩:少々
★こしょう:少々
★スープの素(粉末):小さじ2(10g)
★水:200ml
卵:2個
なす:1本
エリンギ:1/2パック(50g)
ししとう:6本
作り方
1.たまねぎ、にんじん、にんにく、しょうがをみじん切りにします。
2.鍋にサラダ油を大さじ1/2を温め、にんにく、しょうがを弱火で炒めます。
香りが出てきたら、たまねぎ、にんじんを加えてうすく色がつくまで炒めたら、ひき肉を加えてパラパラになるまで中火で炒めます。
3.「2」にカレー粉を加えて軽く炒めたら、「★」を加えてふたをし、時々混ぜながら弱火で7~8分煮ます。
この時、なるべく水分を飛ばしておいた方が良いです。
4.なす、エリンギは1~2cm角に切り、ししとうは軸を落として4つに切ります。
5.フライパンにサラダ油を大さじ1/2を温め、「4」を炒めます。塩少々(材料外)をふって「3」に加えて混ぜます。
6.フライパンを洗い、サラダ油を大さじ1/2を温め、卵を好みのかたさに焼きます。
7.お皿にごはんを盛り、カレーと目玉焼きをのせたら出来上がり!
乾燥肌対策におすすめの夕食
豚肉のキムチ炒め
キムチをふんだんに使った
ごまの風味が絶妙なキムチ炒めですね。
ごまが良いアクセントになって
ご飯がモリモリ食べられる
おすすめの一品です。
キムチに使われているとうがらしも
今回の栄養素では優秀な食べ物なんです。
卵の中華スープやみそ汁などで
さらに栄養素のバランスを
整えても良いですね。

材料(2人分)
豚ロース肉(薄切り):150g
はくさいのキムチ:150g
万能ねぎ:1/2束
ごま油:小さじ2
にんにく:1/2片
砂糖:小さじ1
しょうゆ:小さじ1
いりごま(白):小さじ2
作り方
1.豚肉は3~4cmの長さに切り、キムチは3cmの長さに切ります。万能ねぎは5~6cmの長さに切ります。
2.にんにくはすりおろして、ごまはきざみます。
3.フライパンにごま油を入れて温め、中火でにんにくを炒めます。香りが出たら豚肉を入れて、強火で炒めます。色が変わったら、キムチ、万能ねぎ、砂糖を加えて軽く炒め、最後にしょうゆをまわし入れて火を止めます。
4.お皿に盛りつけて、ごまをふりかけたら出来上がり!
とろ玉鶏だんご汁
ほんのりしょうがが香る鶏だんご汁ですね。
とろっとした卵と鶏だんごが絶妙に絡んで
美味しく栄養素を摂ることができます。
これに煮物や刺身なんかを加えると
バランスがさらに良くなりますね。

材料(2人分)
鶏ひき肉:150g
★しょうがのみじん切り:1/4片分
★塩:少々
★こしょう:少々
キャベツ:1/16(60g)
にんじん:1/6本(30g)
水:2カップ(400ml)
だしの素:小さじ1
卵:2個
みそ:大さじ1・1/2
サラダ油:小さじ1
作り方
1.ボウルに鶏ひき肉、「★」を入れてよく練り混ぜて鶏だんごのタネを作る。キャベツはひと口大に切り、にんじんは短冊切りにする。
2.鍋にサラダ油を入れて温め、キャベツとにんじんを炒め、しんなりしたら水とだしの素を加えて煮ます。
3.煮立ったら水に濡らしたスプーンを使い、鶏だんごを作りながら加えます。
4.鶏だんごに火が通ったら、卵を1個ずつ割り入れます。ふたをして弱火で2~3分ほど煮てみそを溶き入れたら出来上がり!
うなしそ丼
うなぎとしその香りが絶妙に合う
栄養たっぷりなどんぶりですね。
うなぎの蒲焼きが今回の栄養素では
とんでもなく優秀な食べ物なので
使わないわけにはいかないですね(*ノω・*)
僕はあんまり料理がうまくないので
卵の細切りがうまくいっていませんが
卵は細い方が味が
バランスよく混ざると思います。
物足りない場合は
お吸い物やみそ汁の具材で
栄養素をさらに高めると良いですね。

材料(2人分)
ごはん:350g
うなぎのタレ(蒲焼きに付いているもの):1袋(10cc)
しょうが汁:小さじ1/2
うなぎの蒲焼き:2串(200g)
酒:大さじ1
卵:2個
砂糖:大さじ1/2
塩:少々
サラダ油:少々
しその葉:10枚
作り方
1.卵を割り入れよく混ぜたら、砂糖、塩を加えます。
フライパンにサラダ油を入れ、薄焼き卵を4枚焼いて細切りにします。
2.しその葉は縦半分に切ってから千切りにし、水にさらして水気を切ります。
3.うなぎは串からはずしてお皿に並べ、酒をふってラップをしたら電子レンジ(500W)で約2分加熱します。
加熱したら1.5cmに切ります。
4.ごはんにうなぎのタレとしょうが汁を混ぜてお皿に盛り、卵、うなぎ、しその順にのせたら出来上がり!
こんな感じで乾燥肌の改善に有効な
栄養素を含む
おすすめの料理を紹介してきました。
今回紹介した料理に
栄養素が多く含まれる食べ物を見ながら
自分なりのアレンジを加えて
作ってみるのも良いですね(*^o^*)
栄養素は何でもそうですが
バランスが大切なので
いかにバランスよく摂れるかを考えながら
栄養素を摂取していけると良いですね(*^ー^)ノ
この記事が乾燥肌で悩んでいるあなたの
役に立てるとうれしいです。
それでは、毎日の食生活で
肌の潤いを取り戻せますように。
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